あなたに最高の1枚をプリント


片野裕生展 & 中島修一展 に行ってきました

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2025年3月31日 ポートレートギャラリー 四谷

今回、片野裕生様と中島修一様2人での共同開催となる写真展にお伺いしてきました。片野様と中島様両名のプリント出力を担当せていただきありがとうございました。


片野様 使用ペーパー【EPSONプロフェッショナルフォトペーパー厚手絹目プリンター【大判プリンターPRO-4100S

片野様は絵柄が水辺が多いので、EPSONプロフェッショナルフォトペーパー厚手絹目をお勧めし採用して頂きました。絹目調は半光沢と違いエンボスが細かくインクの乗りがよく発色、細部の描写が綺麗に出ます。またギャラリーのスポットライトによる反射もよく抑えられます。

今回はA4で見本をお預かりしたのでほぼ見本に忠実に再現し、水の映り込みの部分は映り込みをより強調させた調整、暗部を潰さない、また水の微妙な色合いを注意して調整 A5サイズで出力見本をお出ししました。

この見本出力の段階で一つの画像に解像度の問題があり、確認したところ保存時の設定間違いが発覚し再度データを送ってもらうハプニングがありましたが無事すべてプリントアウトできました。普通ならそのままプリントされてしまいますが、当方で気になり確認させていただき分かった事案です。お客様、観覧者様に最高の作品をご提供することをモットーにしています。

中島様 使用ペーパー【ピクトリコプロ・ファインアートスムーズ】  プリンター【大判プリンターPRO-4100S

中島様は天城山の作品なのでEPSON画材用紙をお勧めしたところ、以前某プロ写真家の写真展に行ったとき展示作品の面種が良かったので聞いたところピクトリコのファインアート紙と聞いたそうで、当方でピクトリコ様よりEPSON画材用紙に似た面種(スムーズとラフ)のサンプルを取り寄せてA5サイズでプリントして確認してもらいスムーズに決めました。ファインアートスムーズは緻密で柔らかい肌触り コットン配合の高級厚手ファインアート紙です。EPSON画材用紙より厚くエンボスは少し浅い感じです。プリントすると黒が少し締まった感じになります。

霧中の絵柄が中心なのでしっとりしてとても良い雰囲気で表現できます。ギャラリー特有のスポットライトの反射は全くありません。黒つぶれに気を付けて調整し、私も何度も言っている天城なので雰囲気を大事に調整しました。


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